ストレスとは何か

ストレスとは何か

ストレスという言葉は、もともと物理や工学の分野で使われる言葉です。
ストレスとは、ある物体に外から力が加わったとき、その物体にひずみが生じることを指します。

 

テニスボールを例にして説明すると、テニスボールを手に持って強く押すと凹みます。
しかし凹んだボールは、その瞬間から元の球形に戻ろうとします。
このようにボールが外力によって押された状態を「ストレス」と言います。
そのボールを指で押す力のことを「ストレッサー」と言います。

 

厳密にいえば、ストレッサーは外から人体にやってくる刺激のことを指します。
ストレッサーによって生じたひずみに対し、脳と身体が適応することをストレス応答と言います。

 

ストレッサーは、職場での人間関係、仕事上の不満、競争のつらさ、子育ての悩み、隣近所や親戚との付き合い、それから通勤ラッシュ、ケガなど無数にあります。

 

ストレスは悪いことのように思われていますが、必ずしもそうとも限りません。
もしも目標、ノルマ、締め切りがなかったら、気合ややる気がでるでしょうか?

 

高度のやる気を起こすためにも、ある程度のストレスは刺激やスパイスとして必要です。
しかし、ストレスがあまりに強いと、人の心と身体は押しつぶされてしまうので、その塩梅はなかなかに難しいです。